.
彼女の話を100分の1程度に短くして要約すると
「地元の大学を出て大学病院で勤務していたが、先の事を考えると超不安だったので
思い切って新天地として東京の病院に転職した(数日後から勤務スタート)
更には田舎県では超苦戦した婚活も併せて頑張りたい、
とっとと結婚したい、とにかく早く結婚したい。」
.
彼女の希望は3ヶ月で結婚相手を探したいと…
「(私)それは難しいと思う。1年か1年半位、見て良いと思いますよ?」
「(彼女)え、1年?(絶望的な顔)せめて半年…」
.
いや、値切り交渉みたいになってるけどさ?
.
3ヶ月なんてあっという間だし、特攻隊的な婚活をしそうで私が怖かったのと
半年なんて言ってもスタートして4か月辺りから超超焦って自爆で自滅しそうだし
東京に来たばかりでなければ、
こんなに0か100みたいな切羽詰まった空気を出してなければ
「じゃっ、半年で成婚を目指して一緒に頑張りましょうね(*‘∀‘)」って言えたけれど。
.
※最初の面談で彼女の話を聞いて1年から1年半と話した私の算段は…
まず彼女の中にある鬱憤の吐き出し作業と新しい環境に慣れるまでの時間が必要
彼女が持つ「縁の力」がどこまでなのか始めて見なければ分からない事
婚活沼にハマって休憩時間が必要になるかも(大抵の女子は沼にハマる)
シンプルな婚活沼ではなく、過去の闇も加えて沼落ちてしまったら更に時間とケアが必要になる事
…これらの事を考えて保険期間も入れての1年~1年半でした。
.
親元を離れて田舎県から都下とは言え単身で東京に来て、全く新しい環境と職場、人間関係、何よりも仕事は重責…
薄い氷の上に立たされているような張り詰めたものを彼女から感じていたので
迂闊に「短期間での成婚、イケますよw」とは言えなかった。
無闇に急ぐ必要はないと何度も伝え、慎重に探してもらいたいとお話ししました。
でも、成婚する確信は最初からありました。
.
当相談所の無料相談を受ける前から入会する気持ちでいてくれたらしく
カバンから「書類、揃えて来たんですけど…」と書類を取り出す彼女に
「あ、はい。(お、、おぅ…ガチですな…)」と一瞬怯みながらもシステムを説明して
「私…もぅ、29歳なんですけど…本当に大丈夫でしょうか?」と不安げに聞く彼女に
「あ、ソレ、TOKYOと近辺のお姉様方にぶん殴られるから、外では言わないようにね?」
(※田舎県で女医は結婚はかなり早いらしい)
とたしなめつつ、プロフ画面用の写真撮影の予約を取り
撮影用の洋服を選びにそのまま一緒にショップへ。
.
ちょうど春物が揃っていたタイミングだったので明るい色、柔らかい素材のワンピースを試着してもらい
「こんな服、自分では絶対に選ばないです…」
と試着室から出てきた彼女は雰囲気が明るく、若々しさが戻って
「ヤッパリ、若い子はこぅでなくっちゃね」とオバチャン仲人、膝を打つ。
私も若い当時は黒い服、暗い色の服ばかり着ていて
親や目上の人に「なぜ、明るい色を着ないの?似合うのに」
とよく言われていたのだけど、今の自分はそのセリフを言う世代となりました。
「カラーセラピー」が存在するほど、色の持つエネルギーは影響力がなかなか強く
それを上手く使わないテは無いと思うのですが。。
自分への癒しや元気にも繋がりますし。
婚活には自分に似合い、且つ、相手に好印象を与える色を是非使ってもらいたいです。
.
翌々日には彼女と一緒にスタジオでプロフ用の写真を撮り
緊張からカチコチに固まった表情の中でもまだ表情が柔らかい写真を選び
プロフ文章も同時進行で作成していくのですが…
.
初回から随分と長くなりましたので続きは次回に…。